最速で柔軟性を取り入れる方法
自分の性格を変えたい。
常日頃そう思ってる人は手段の一つとして、自虐ネタをコミュニケーションに取り入れることをオススメします。
自虐ネタを取り入れることによって自分の意見やアイデアに対するハードルが下がることが分かっています。
自分のプライドや理想を自虐で落とす訓練をすることによって失敗に対するハードルや障害が減るわけです。
その結果、挑戦したり新しいことができるということですね。
これはノースウエスタン大学の実験なのですが、
参加者をいくつかのグループに分けて、「ペーパークリップ」の面白い使い方を考えてもらった実験です。
つまりアイデアの実験なのですが、ある事をさせたら参加者の創造性がグンと上がったそうです。
ある事とは何かというと、「過去半年間に起きた自分の恥ずかしい体験を思い出す」ということをやったんです。
その結果、恥ずかしい体験を思い出したグループはアイデアの量が35%も増加し、尚且つアイデアの柔軟性も25%上がりました。。
これはどういう事かというと、普段私たちは色々とアイデアを思いつくのですが「こんなアイデアは馬鹿らしい」とか「まともなアイデアを考えないと」と思ってしまい、ブレーキがかかるんですね。
これが恥ずかしい体験を思いだすことによって普段はくだらないと思っているような、流してしまうようなアイデアがポンポンッと出るようになります。
さらにそのアイデアがまともな方向ではなくおかしな方向にいくので柔軟性が高まって面白いアイデアになりやすいということがわかったそうです。
恥ずかしいことを思い出せば「自分はたいしたことないなー」という気分になりますよね。
これは卑下ではなく、「自分はたいした人間じゃないのだから失敗することもあるだろう」という感覚がつくれます。
そうすると見栄とかプライドというストッパーが弱まるので人の目を気にすることがなくなりクリエイティブになれるわけです。
人は立派になると柔軟性のあるアイデアが出せなくなる傾向があります。
そうなるとどんどん固くつまらない人間になり、様々な可能性を失います。
それは親の目や周りの目を気にした場合も同じです。
恥ずかしい体験を思い出すことは人によっては気持ちのいいことではないと思います。
ですが自分の可能性を広げるためには柔軟性は欠かせません。
いつもの自分に「自虐」をとりいれてみると面白そうですね。