嫌なことを言ってくる人への対処法(前編)
職場だけではなく、プライベートでも嫌なことを言ってくる人っていますよね。
今回は攻撃してくる人への対処法をお伝えします。
人間関係はどうしても合う・合わないがありますが、こっちから何もしなくても嫌なことを言ってくる人というのは存在します。
「あなたのためを思って」みたいな態度でうんざりするほど説教してくる人とかですね。。。。
そういう嫌な人に対しての対処法を脳科学者が話していたのでご紹介します。
まず、人間は自分のことを”良くない”と判断すると不快感を感じるようにできています。
例えば自分が人の悪口を言うとか、人の物をくすねたりすると後ろめたさを感じますね。
これはなぜかというと"自分の行動を自分で監視する回路"が脳に備わっていてこれが働くからだそうです。
しかし嫌がらせをしてくる人はそれを自分の中で正当化している(あなたのため~みたいなね)ので脳からドーパミンが出ているそうです。
ドーパミンは快楽をもたらします。
悪口を言っているんだけどこれは良いことなんだと脳が勘違いしている状態になっているのでなかなかこの快感を止めるのは難しいです。
相手は攻撃することの快楽におぼれているわけです。攻撃対象に甘えているとも言えますね。
要するに快感を得られるのでどんどん快感を搾取されている状態です。
やっかいなことに、「ごめんなさい」と謝ればその快感はさらに高まるので対処法がとてもむずかしい。
そこで対処するには上から目線の説教にはメタ認知です。
これは自分が見ている世界をもう一段外側から見てみましょうという意味です。
例えば「この人は何かストレスがたまっているのかな」、「この人も同じように過去に嫌がらせをされたのかな」とか相手の心理状態を推察して言われている内容から(自分が)気をそらすという方法です。
メタ認知を身につけると様々なストレスからダメージをもろに食らうことを防げます。
知的な人ほど怒りにくくいつも冷静なのはメタ認知ができているからとも言えるほどです。
2つ目の方法は少しコミュニケーション能力が必要となりますが、相手に言わせるだけ言わせておいて「ちょっと言い過ぎたかな…」というところまで言わせてうしろめたさを引き出すという方法です。
周りが「そこまで言うなんておかしいんじゃないですかね」と周りの目が向くまで誘導することができれば周りにアピールすることもできますね。
ストレスに対処する術を知っているかどうかで人生は大きく変わるとも言えますからぜひ参考にしてください^^