あっ落とした……「3秒ルール」適用します?
昔から「3秒ルール」ってよく言いましたよね。
地域によっては「5秒ルール」だったりもするそうです。
食べ物を床などに落とした場合、私たちはとっさに「3秒ルール」を適用しすぐに拾って食べてしまいがちです。(世代にもよりますね)
しかし本当に食べても大丈夫なのでしょうか。
2003年、ジリアン・クラークはこの問題について調査を行いました。
その調査によると当時、男性は50%、女性は70%が5秒ルールを信じており、落ちた食べ物を拾って食べていることがわかりました。
さらに研究を進めると床の表面には食中毒の原因となるサルモネラ菌ががっつり付着しており、5秒後の食品には150~8000個の細菌が付着していました。
そして1分間放置すれば細菌の数は10倍にも増えていきました。
もう狂気の沙汰です。
これは例えば日本のきれいなレストランや掃除の行き届いた施設の床であっても床や地面というのはバクテリアの住処なのだそうです。
何秒までなら食べてOKなのか
分子の物理的な動きをコンピューターシミュレーションで調べる分子動力学法によるとですね、、、、
大体0.000000000000001秒(1フェムトというらしい)までならOKということです(笑)
なのでやはり落ちた食べ物は食べてはいけないということになります。
私たちの生活の中ではありとあらゆる場所に細菌がいます。
スマートフォンは便器よりも汚いという事実もあるほどです。
しかしだからといってサルモネラ菌がたっぷりと付着したであろう食品はヤバいですよね。
口に入れるのはぐっと我慢して一皮むけましょう。