ゲームにハマるのは快楽に溺れるからなんだって
スマホが普及してゲームをする人がほんと増えましたね。
ゲーム自体はどれだけプレイしてもお金が儲かるわけでもなく、リアルの世界で何かが変わるわけでもないのですが多くの人が長時間熱中し、中には徹夜してしまう人もいます。
これはなぜなのかというとゲームは人間の脳が快感を得るように巧妙に設計されているからです。
ゲームの序盤はとても簡単です。初心者でもコツコツと続けていけば一つ一つクリアして小さな達成感を簡単に積み重ねていくことができます。
そして少しずつ難しくなっていくのでクリアするための努力と時間は徐々に増えていきます。どんどん難易度は上がり、それをクリアするたびに脳の報酬系とよばれる部分もどんどん活性化し快楽を得ることができます。
そうなるともう、このコツコツと続く快楽の連続からはなかなか抜け出せません。
しかも最近のゲームはオンラインになっていますからゲームに登場するキャラクターはゲームのプログラムではなく、生身の他の参加者です。
クリアして褒められるのがただのプログラムではなく”リアルに存在する誰か”ということになれば報酬系への刺激はより強いでしょう。
もはやただの仮想のゲームではなく人間関係への依存も含んだ依存症だということです。
まさに中毒……ゲーム廃人という言葉があるのも納得ですね。
ちなみにスタンフォード大学の研究によると、この報酬系の活性化の度合いは男性の方が高いそうです。
確かにゲーマーは男性の方が多いですね。
プロのゲーマーにならない限りはなんの役にも立たないのは確実なので、時間つぶしのはずが・・・という羽目にならないように距離を置くのも検討すべきかもしれませんね。