すぐやる?あとにする?…学者の答えは意外だった。
あなたはすぐにやる派ですか?
おそらくですがあとまわしにしちゃう人の方が多いと思います。
すぐにやらない人にはパターンがあるらしく単に怠け癖がある人と、もう一つはこれ重要なんですがすぐやらないで寝かせることによってもっと効率的な方法がないかと探している場合があります。
少し問題を寝かせることでみんなが思いつかなかった良い方法を思いつくというのが実際に多くあるそうです。数学者などはこの典型例でみんながちまちま計算しているところを一発で解く方法はないかとずっと考えて”この方程式使えばいいじゃないか!”ってことを思いついたりするんですね。こういうことがあるので知恵を使うために休んでいるともいえるんです。
もう一つ重要な機能としては日本の政治に見られます。
日本の議会って二院制をとっていますね。衆議院と参議院。
これは性急に判断することを避けて熟考して物事を決める必要があると考えて二院制が導入されています。
これの対極にあるのが独裁制です。一人の決定(気分)で決まるというのは非常にスピーディーで良い面もありますが間違った決定がされた場合に非常に恐ろしいことが起こる可能性があります。それを避けるために二院制があるわけですね。
これを「脳」に当てはめると人間の脳は二院制のようなもので、動物の脳は反射的に考えますから独裁制のようなものだそうです。メスがいれば飛びつく、食べ物があればさっと食べる。それが危険かも、毒かもしれないけど食べる。そういうことを人間はあまりしないですよね。見慣れない食べ物があれば毒があるか疑い、すぐに食べたりはしません。これは実はすぐやらないということのメリットが大きいことを示している事例ともいえるわけです。
受験勉強のように期限が決められていてそこでの結果が求められる場合は”いつやるの?今でしょ!”という感じですぐにとりかかる意思決定システムは非常に有効なのですが、人生はとても長いのであと数十年ある状況でそこで今やっちゃうことのリスクということのほうが実は大きかったりするらしく脳科学者いわく、ゆっくり考えて最適な解を求めるというのが実は生き延びるためには有効な戦略なのだそうです。
ゆっくり慎重に考えて彼女にアプローチした頃には他の人とすでに・・・・。
これは残念。ご縁がありませんでしたねwwwということです(笑)
つまり学者が言うには、すぐやらなくてはいけないことだけすぐやりましょうという感じみたいです。。。。(ん~、、、それでいいのか!?)