「怒り」はチャンスらしい・・・・
不条理なことが起こると脳の前(おでこの奥)のほうにある新皮質に刺激が入りノルアドレナリンという物質が分泌されます。
これは怒り・興奮・ストレスを感じさせる物質なのですが、これで興奮して怒りの感情が沸き上がるわけです。
心拍が上がり血圧、血糖値も上がるので体にはよくないですし、社会性の高い場所にいるときには怒りを発散させすぎちゃうと人間関係を壊す可能性があるのであまり推奨されないように思われがちなのですが、戦える状態に体と脳を整えてくれる物質でもありノルアドレナリンは”戦うホルモン”とも呼ばれていて、やる気をださせるそうです。
なので実はとても大切な物質でもあるんですね。
このノルアドレナリンは遺伝的に多い人と少ない人がいるので、その結果怒りやすい人と怒りにくい人がいます。
この「怒り」に対しては環境を変える以上に怒りをどう振り分けるかという知恵を人間は使うことができます。
知的な人というのは怒りの感情を自分の能力を伸ばすために使うことができるそうです。
不条理なことや酷い扱いを受けたら悔しくて見返したいからもっと力をつけようとするわけです。そうなると自分のリソースを増やせるわけです。
でも姑息な人というのもやっぱりいて、怒ったときに「次はあいつの足をひっぱってやろう」となります。まあそれも個人の自由ですがそれだと誰にも得にならないのは明らかですね(笑)
脳科学者いわく、怒ったときにプラスに変えれる人は知的な人ということができるそうです。
怒りや妬みが蓄積していくと「恨み」になっていきますが、これは自分も助長しているわけですから後ろめたさにも繋がり自らもストレスが溜まるので脳が委縮します。
それにノルアドレナリンが出っぱなしになって血管も弱るので健康も害してしまいます。踏んだり蹴ったりです。
なのでなるべく怒りは振り向けたりコントロールできるようになりましょう。
もちろん知的なあなたは自分が豊かになる方向に。。。。