突然…犬に襲われたらどうすべきかお伝えしとく！

野犬は都市部ではもはや見かけなくなりましたが地方ではやはりいますし、自宅から脱走して野犬と化した犬に襲われる可能性もまぁ無くはないということで今回はその対処法をお伝えします。

まず、大前提として話し合いには応じてもらえないとします。

相手は犬ですからね。

まず第一段階としてパニックにならないことです。

そして絶対に走って逃げないということを覚えておきましょう。

人間よりも犬の方が足が速いというのは明らかです。

そして犬は本能的に追いかける習性があるのであなたが走って逃げることでたとえあなたを襲う気がなかった場合でもかえって「戦闘スイッチ」をオンにしてしまう危険があります。

その場から逃げ出したくなっても動かないでじっとしてください。

もしすでに走ってしまった場合にはゆっくりと速度を落とし最終的には止まりましょう。

そして犬に対して横向きに立ちましょう。

正面を向かないことで体が細く見えて敵と認識されにくくなります。

その時のあなたの態度ですが、犬は人間が怖がっていることを本能的に感じとることができると言われています。

「こいつは俺に怯えている！」と察したらより一層攻撃的になるのでどんなに怖くてオシッコをちびりそうになっていたとしても全く怖がってないフリをしましょう。

上手に平気で強そうな人間のフリができれば犬はあなたに対して脅威を感じることすらあるそうです。

次に、目を合わせないことです。

直接目を合わせることはやんちゃな人間の場合と同じで相手をヒートアップさせることになります。なので目線はそらしましょう。

ここまでの段階でそれでも犬が「ウ゛ゥ～！」とうなりながらあなたを威嚇してきた場合は落ち着いて拳をつくりましょう。

これは犬君と殴り合うためではありません。

拳をつくることによって指を噛みちぎられることを防ぐためです。

犬と対峙したときに必ず手をグーの状態にしておくことでたとえ噛まれても手を簡単に犬の口から引き抜くことができます。

次に物で犬の気をそらしましょう。

ペットボトルでもスマホでもキーホルダーでも何でもいいので犬の気を引くものを利用しましょう。

もし何も持っていない場合は地面から何かを拾ってどこかに投げるフリをしましょう。

犬は好奇心が強い動物なのでこれによって気をそらすことが出来ます。

さて、ここまでやってもどうにもならない困った犬君がいたとします。

そんな犬君にはこちらも強い態度を示すしかありません。

自信いっぱいの強い口調で「下がれぇーー！」と命令しましょう。

この時、少しでもビビって弱弱しい感じになってしまうと犬君も調子に乗ります。

全身全霊であなたの最大限の雄たけびをかましてやりましょう。

ここまでしても犬君が攻撃してきた場合は仕方がありません。

戦闘です。

犬の鼻、のど、頭の後ろを狙いましょう。

私たちの急所は顔や首ですのでそこは襲われないように注意しましょう。

手も常にグーです。

急所を襲われなければまず大事に至ることはありません。

犬がひるんだ場合はこちらも撤退するタイミングができるかもしれません。

そしてすべてが終わり、犬に襲われた後はすぐに病院に行ってお医者さんに診てもらいましょう。

ほんの小さな傷だとしても狂犬病などに感染してしまう危険があります。

病院が終わった後は公共機関に連絡し、犬に襲われたことについて起きたことをすべて報告してください。

犬による死亡事故は実際にありますので恥ずかしがらずに大声で助けを求めましょうう。