「自由な人」になりたいと思うなら方法は無いこともない
”自由な人”といっても人によってその意味合いは違ってきますよね。
ここでの自由な人の定義としては"社会通念や同調圧力といったものよりも自分のルールのほうが上"という人を自由と言うことができると思うのでそうします。
この「自由」には2通りあります。
一つ目は自由でいなければいけない、つまり自由であることが自分のアイデンティティだと思い込んでいるタイプです。
こういう人の中には組織に抗うようなやり方を好む人もいますが自分の葛藤を解消するために社会通念と戦うことでストレスがたまりますのであまり好ましいとは言えないですね。
残念ながらこの人たちは「自由」という概念に縛られている不自由な人という言い方もできます。
もう一つは自由でありたいとさえも思っていない本当に天然というか自由な人です。
この天然な人によくありがちなのが自分で意思決定をすることを好むという傾向が高いことなのだそう。
ちなみに意思決定をするというのは脳の領域でいうと前頭前野というところになります。このタイプの人たちはこの前頭前野からドーパミンが出て気持ちよくなるそうです。
なんかかっこいい・・・(笑)
脳の専門家いわく、自分で意思決定をする人間になりたいという人にはそれなりの方法があります。
それは自分が「この人は自由だな」「自分もこうなりたいな」と思える人を探してその人との付き合いの中で色々と真似てみたり、言動をしっかり学んで自分のものにしていくという方法です。
ミラーニューロンを使ってその人の回路をコピーするような気持ちでその人に接するといいそうですよ。
最初コピーしているうちは自由とはいえませんが、その人の回路をコピーし終えて自分が自然にふるまえるようになったら、その時こそ自由な意思決定が得られるというわけです。
実は日本人は自分で意思決定をすることが楽しいと思えるのは全体の3割もいないそうで、7割以上の人は自分で意思決定をするよりも誰かに決めてもらってその通りにしたほうが楽と脳で感じる傾向があるそうなので少数派になりますね。
まぁ個よりも組織を大事にするという選択をとるほうが”使える”と思ってもらえやすい日本社会では7割にあたる人達の方が社会に適応しやすいかもしれませんし、仮にその人に合った生き方が「社会に従うこと」なのだとしたらその通りに生きることこそがその人にとって究極的な「自由」なのではないかともいえます。
ただ最近はグローバル化されてきて自分で意思決定をする人がちょっとずつ増えてきてそういう人が有利になる社会にもなってきているとも言われてますね。
どっちのタイプがいいかは自分で選択しましょう(笑)
”選択しない”というのもまた「選択」なのだから言うまでもないか、、、